- Slackの活用方法
ビジネスチャット「Slack(スラック)」とは?特徴や活用方法をご紹介
皆さんは、社内のコミュニケーションをどのように取っていますか?
ビジネス向けのコミュニケーションツールは数多く存在しますが、その中でも押さえておきたいのが「Slack(スラック)」です。
世界でも1,000万人以上の方に利用され、有名企業にも高く評価されている、人気のビジネス用コミュニケーションツール「Slack」。
プロジェクトの効率化のためにも知っておきたい、今注目の活用法を紹介します。
目次
Slackとは
Slackとは、ビジネス版のチャットツールです。
単純にグループを作成してコミュニケーションができる、というだけではありません。
特徴は大きく分けて5つです。
- グループや個別チャットの自由作成
- 検索機能
- 音声・ビデオ通話が24時間可能
- 外部連携できる機能
- 非公開設定で機密情報のセキュリティも安心
グループ内で人事や機密情報を取り扱う際には、プライベートチャンネルとして「非公開設定」ができるので、情報の取り扱いも安心です。
チャットとメールの違い
チャットとメールとでは何が違うのか、という質問をよく耳にします。
メールはビジネス上では基本となる連絡ツールですが、複数のメンバーで同時にコミュニケーションする、という手段としては得意としません。また、過去の対話を確認する際の引用する手間も生じます。
一方チャットでは、複数メンバーでのコミュニケーションを得意とし、リアルタイムに会話を進められる他、絵文字で意思疎通をすることで、柔らかい印象を与えることが出来るのも大きな利点です。
お客様との連絡手段でメールの使用が主流となっていますが、よりスムーズな連絡手段としては、チャットの活用が効率的と言えるでしょう。

便利な外部連携の魅力
Slackの代名詞といっても過言でない「外部連携」の機能。連携できるアプリケーションの数は900種類以上と言われています。Slackを利用する際は、外部連携で欲しい機能を自由にカスタマイズしましょう。
例えば、メールアカウントと連動させれば、メールが届いた際に通知されるという仕組み。メンバーの使用頻度などの解析機能も完備され、カレンダーのアプリやクラウド管理型のドライブなども活用しながら、サクサク案件を進めてみてはいかがでしょうか?出退勤記録の追加もお忘れなく!
外部連携ができることで、組織内の管理に要するコストを最大限削減することができます。例えば、下記のような状況にあったときにも活躍するのがSlack。
- 経費関係の稟議が届いたとき
- 代休など勤怠処理の申請が来たとき
- タスクの進捗があったとき
- 今⽇のMTGの時間と場所を知りたいとき
メールやその他のツールなどで複雑に分散している情報を外部連携により集約し、それぞれの状況に応じてアラートを出してくれる便利な機能が魅力です。業務の負担を軽減する、業務効率化への近道としても要チェック!
活用方法の紹介
Slackは、様々なシーンでコミュニケーションを円滑にします。
ここでは、チームや経営者目線での活用について触れてみたいと思います。
<セールスチームによる活用方法>
例えば、社内のチームでチャンネルを共有した場合、案件の進捗を全員で共有できます。
お客様からのお問合せがあれば、チャンネルに届くように設定も可能。情報共有を強化することで、チーム内の目的意識が明確になり、作業効率の改善が期待できます。
達成した目標はチーム全体で祝って、モチベーションの向上や維持にも繋げていきましょう。
<経営メンバーによる活用方法>
会社が大きくなればなるほど、企業全体の足並みを揃えることの難しさに直面しやすくなります。強い組織力を担うためには、社内の繋がりや誰が何をしているのか、業務の見える化が重要。
Slackを活用することで、社内の動きが把握できると同時に問題を迅速に発見でき、即座に対応することが可能になります。
Slackがもたらす、組織ネットワークの変化
近年、リモートワーカーやチームの分散化が進んでいる中、お互いの信頼関係を築く鍵は、どこにいてもメンバーの成果や進捗でき、「必要な情報は必要とするメンバーへ」しっかり届けることができる環境が重要視されています。
トップダウン型のコミュニケーションだと、「聞いていなかった」といった情報のギャップが生じやすくなりますが、Slackを活用することで、リモートで働くメンバーを含めた社内全体のコミュニケーションを活性化へと導きます。
ネットワークが変われば、もちろん組織の動きも変化します。
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- 1.コミュニケーションの活性化
- 2.情報のギャップがなくなる
- 3.意思疎通が迅速になる
- 4.メンバー間の協力体制の強化
このように、社内全体のコミュニケーションが活性化することにより、情報のギャップがなくなり、相談しやすい体制を確率することで、チーム以外での部署間の協力体制の強化も期待できます。コミュニケーションの向上は、まさに組織の成長に繋がる第一歩と言えますね。
日本のユーザー数は50万人以上に(18年6月時点)

世界で広がりを見せるSlackですが、国内での導入実績も数知れず。日本のユーザー数はなんと世界2位で50万人を超えると発表され(※2018年6月現在)、ビジネスのコミュニケーションツールとして注目を浴びています。
世界の名だたる企業にも導入され高い評価を受けており、利用国は150ヵ国以上、有料プランの利用企業数は85,000社以上と世界中から信頼を受けるビジネスツールとなっています。
料金プランについて

初めての利用でもご安心を。Slackにはお試しから始められる「フリープラン」が用意されています。使える機能は限られていますが、まずは実際に触って基本的な扱い方から慣れていくといいかもしれません。
また、本格的な導入を検討される際は、どのような機能が必要なのかを洗い出し、プランを決定しましょう。料金は1人頭でカウントされるので、メンバーが増減してもその状況に応じたベストな料金が算出できて大変便利です。
まとめ
今回ご紹介した機能以外にも、まだまだ便利な機能がある「Slack」。
日本でSlackを活用しているのは、IT企業やベンチャー企業だけでなく、創業100年を超える老舗企業もあるなど、様々な業種・業界で導入されています。
皆さんもSlackを導入して、業務効率化と社内コミュニケーションの円滑化を図ってみませんか?
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