- Slackの活用方法
Slackおすすめbotツール10選|チームでの業務効率化に
Slack botとは
Slack botとは、コミュニケーションツールSlackに追加することのできるチャットbotアプリの総称です。Slackの魅力の一つとして、機能の拡張性が挙げられますが、利用者のニーズ・シーンに合わせ様々なSlack botを追加し、日々の業務を効率化していく愉しみは、Slackを利用する醍醐味とも言えます。
この記事では、チームで仕事をする上でおすすめのSlack botツールを10個ご紹介します。
目次
- 1. botとは
2. チームでの業務にbotを入れるメリットとは
3. #チームメンバーに簡単にアンケート👂
4. #チームビルディングを楽しく促進😜
5. #チームで喜びを分かち合う👏
6. #チームメンバーとのコミュニケーションを効率化🤖
7. #チームでシェアした情報を効率よく管理📖
botとは
ボットとは、Robot(ロボット)の略語です。人間の代わりにロボットがパソコンやスマートフォン上で自動的に何かしらのタスクやアクションを行うプログラムを指します。iPhoneに搭載されている「Siri」や、Twitter上で自動的につぶやきを発信しているのも様々あるbotのうちの一つです。
単純で繰り返しのタスクは、人間の手を使ってやるよりも、ロボットが行ったほうがミスが無く、かつ高速に行えるため、生産性向上を求める企業で積極的に導入されています。
チームでの業務にbotを入れるメリットとは
チームで仕事をしていると、定例MTGの連絡や定期的なタスクの依頼、やり残しのリマインドや報告業務など、様々な業務が多様なルーティンの組み合わせによって構成されていたりします。
そしてそのほとんどは、人間がいちいちチェックリストを作ってまでこなしていく必要がなく、ロボットで自動化してしまえば良いものがほとんどだったりします。
一つの業務を一度自動化してしまえば、一日5分かかってた仕事が、一週間にすると25分削減され、一ヶ月にもなると1.6時間も削減されることになります。
これがチーム全員が行う仕事だったとしたら、掛けるチームの人数分になりますので、馬鹿にできないコストを浮かすことができますよね。
「MTGやりますよ〜」といった声がけなどは、1分、2分のわずかな作業かもしれませんが、無意識のうちに人間の手でやってしまっている無駄な作業は多く、こうした無駄をコツコツと自動化して、本来人間がやるべき仕事にリソースを傾けることが生産性を上げる一番重要なことではないかと思います。
#チームメンバーに簡単にアンケート👂
「あのプロジェクトでいくつか良いアイディア思いついたんだけど、どっちが良いかみんなの意見聞いてみたいな」ということってありますよね。そんなときに便利なのがアンケートツールです。
仕組みはシンプル。Slack上で簡単にアンケートを作れ、チャンネルにいるメンバーにぽんっと送信します。回答する人はポチポチとボタンを押すだけ。すぐに意見を回収することができます。
1. Polly

Slackに「Polly」をインストールした後、アンケートを取りたいチャンネルにPollyを招待すると使えるようになります。
アンケートを作りたい場合は、
/poll "今日飲みに行ける人いる?" "行きたい!" "行きたいけど無理!" "遅れて参加しちゃうけど行きたい"
とSlackの入力フィールドにコマンドを入力するだけで、簡単にアンケートと、回答方法も作成することができます。
▲HPの画像を引用しています
月額費用:29ドル〜79ドル、14日間の無料トライアルあり
2. Simplepoll

「Simple Poll」も、Slackの入力フィールドにコマンドを入力するだけで、すぐにアンケートを作れます。
はい/いいえの二択で答えられるアンケートから、どんな食べ物が好き?という質問に「ラーメン」「カレー」「焼き肉」といった選択式で回答する方式なども作ることができます。
回答するユーザーは、ボタンをクリックするだけで完結するので、あまり時間を取りたくないアイディアの投票などにもってこいかもしれません。
月額費用:49ドル、無料プランあり
#チームビルディングを楽しく促進😜
チームメンバーとの関係性を維持・向上させる上で役立つbotを紹介します。
3. シャイなあなたも気軽にシャッフルランチ🍔「Lunch Train」

ランチタイムって、チームビルディングする上で重要な役割を持ってますよね。
美味しいご飯食べながら、普段話すことが出来ない趣味や最近の面白かったトピックスで盛り上がることで、仕事だけのやり取りでは知ることのできない、メンバー一人ひとりの価値観を捉えるきっかけになります。
しかし、誰かとランチに行きたくても、周囲の忙しそうな雰囲気を見てなかなか声をかけづらいと感じたことは、サラリーマン・OLさんであれば一度は経験したことがあるんじゃないかと思います。
そんなシャイなあなたは、botの力を借りてみるのも一手かもしれません。
botの「Lunch Train」に、行きたいレストランの名前、料理の種類などを投稿すると、後はbotがchannelのメンバー宛に、一緒ににランチに行きませんか?とあなたの代わりに投稿してくれます。
通知を見たメンバーは、レストランの名前や料理の種類を見て、興味があれば「私一緒に行きます✋」とリアクションをすることができ、ランチ仲間を気軽に募集してくれます。
月額費用:無料
4. ちょっとおかしな質問でチームメンバーの理解を促す「Icebreakers」

週に一回、botの「Icebreakers」が社員をランダムに一人選択し、その人にいくつかのユニークな質問を投げかけます。回答は、指定したチャンネルに自動的に投稿され、チャンネルにいるメンバーは、回答者のフランクな回答結果を見ることで、今まで知らなかった一面を知るきっかけになります。
▲HPの画像を引用しています
例えば、上の画面では、「週末のハイライトはなに??」とbotが質問しているのに対し、
回答者さんは、自分が飼ってる犬のことについて触れています。
このチャンネルに犬を飼ってるメンバーがいれば、愛犬家同士コミュニケーションが発展していくことはほぼ間違いないでしょう。チームメンバーだけでなく、社内間の交流にも非常に効果がありそうなbotです。
月額費用:無料
#チームで喜びを分かち合う👏
5. チームメンバーの誕生日を祝福 🎉「BirthdayBot」

チームの結束には儀式が必要です。みんなで誰かの生誕を祝うことは、昔から行われてる大事な儀式の一つなのかもしれません。
ただ、仕事仲間の誕生日は、なかなか覚えていなかったりして気まずくなったりもするものです。
「BirthdayBot」を使えば、一人ひとり誕生日を聞いて回ってカレンダーに登録しておく必要なく、botが自動的にSlackに登録された誕生日情報を収集して、誕生日の日になったら、Slack上でお祝いをしてくれます。

▲HPの画像を引用しています
月額費用:無料
6. 仕事の頑張りをbotが楽しく褒めてくれる 👏「ノビルくん」

「ありがとう」この言葉伝えられていますか?意外と伝えられてないことが多いのが感謝の言葉ですよね。「ノビルくん」を使うと、チャンネル内で誰かが褒め称えた人に乗っかって、合いの手を入れて盛り上げてくれます。
▲HPの画像を引用しています
気軽にメンバーへ感謝の気持ちを伝え合いたい!という方は、料金も発生しないので試してみると良いかもしれません。
月額費用:無料
#チームメンバーとのコミュニケーションを効率化🤖
7. MTGを自動化「geekbot」

チームで仕事をする以上、一人ひとりのタスクや数値の進捗状況などをヒアリングし、チーム全体の状態を把握する必要があります。
そのため、定期的にミーティングを開いたり、資料を作成していたりするわけですが、ある程度決められた質問で報告が難しくないようなものであれば、わざわざ集まってミーティングをする必要はないかもしれません。
geekbotは、質問内容をアンケートを作成するようにあらかじめ作成し、質問するサイクルや時間を設定しておけば、後はbotが自動的にメンバーひとりひとりに質問して回る便利なbotサービスです。
月額料金:3ドル/一人あたり
#チームでシェアした情報を効率よく管理📖
8. チームメンバーがSlackでシェアしたURLをブックマーク「Paperbot」

情報通なメンバーは、毎日のようにSlackで有益な情報をシェアしてくれます。とてもありがたい存在です。彼らがシェアした有益な情報は、あなたにとってすぐに役立つもの、今すぐには役立たないけどいつか読もうと思ってるもの、そのときはピンと来なかったけど時が経ってから役に立つものと、受け取るタイミングによってそれぞれです。
これら、Slackにシェアされた価値ある情報を管理するのに適しているのが「Paperbot」です。
使い方は、チャンネルにPaperbotを追加するだけ。あとは、チャンネル内で記事を投稿するたびに、「後で読む(read later)」といったアクションを追加できるようになります。
後で読むに追加した記事は、Paperbotの画面からいつでも閲覧することができます。
月額費用:無料
9. チームの情報やファイルをSlack上ですぐに呼び出し「Obie.AI」

「有給申請ってどういうフローで申請するんだっけ!?」ってことありますよね?
会社のどこかにあることは分かってるんだけど、アレってどこにあったっけ?という情報を探し出すのに便利なのが「Obie.AI」です。
使い方はとても簡単。Slackにインストールされたbotに@Obie と呼びかけ、ファイルの名前などを入力するだけで、あとはbotが膨大な社内情報の中から自動的に該当するファイルを探してくれます。
月額費用:399ドル〜
10. OKRの進捗管理や業務の振り返り日報に「banto」(最後にちょっとだけ宣伝😜)

bantoは、Slackと連携して利用することができるbotサービスです。
bantoで設定したOKRやタスクなどの進捗状況について、どんなことを聞きたいか質問内容をあらかじめ作成し、さらにいつどんなタイミングで誰に送るのかを設定しておけば、後はボットが自動的にメンバー一人ひとりに送信してくれます。
そのため進捗状況をいちいち聞いて回る必要もなくなります。また、報告した内容は、レポートのフォーマットになってbantoの画面上に蓄積されていきますので、いちいち報告のために資料を作成したりMTGを開く必要もありません。
ちょっと試してみようかなと思われた方は、30日間無料トライアルにお申し込みください 👋