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社長の仕事とは?会社に目標設定が必要な理由

By : 高橋 和夫

投稿日 : 2020/07/15

更新日 : 2020/07/15

社長の仕事と一言で言っても、組織を束ねるリーダーの仕事は非常に多岐に渡り複雑です。
中小企業の社長であれば、自らの足で営業に向い、月末には経理となって伝票処理を行い、ときには職人のようにモノづくりに没頭し、仕事が終わったら社員を連れて飲みに行くと営業マンから経理、開発、管理職の仕事まで全て行っている方も多いでしょう。
この記事では、会社を成長させる上で欠かせない社長の仕事についてご紹介していきます。

社長の仕事とは

社長の仕事と聞いたら、経営者の方であればぱぱぱっといくつか思いつくことでしょう。
恐らく社長が優先的に行なう仕事はこれらが考えられます。

  • 資金をやりくりすること
  • 商品を作る・売ること
  • 決断すること
  • 責任を取ること
  • 組織や人をマネジメントすること

これら全て、会社を経営する上で重要な社長の仕事だと言えます。どれか一つでも疎かにしてしまうと組織や商品、人間関係などに問題が生まれやすくなりますので、常にバランス良く見ておく必要があります。

しかしこれらはいわば、事業を回すために必要仕事です。この事業活動を行なう前に、もっと重要で大きな社長の仕事があります。

Panasonicを一代で築き上げ、「経営の神様」と言われている松下幸之助はこう言っています。

「経営者としての大きな任務の1つは、社員に夢を持たせるというか、目標を示すことであり、それができないのであれば経営者として失格である」

社員は目標を持つと、あれこれと工夫し達成しようと努力します。また、ときに皆で協力し合うことも出てきます。こうした育みを続けることが大きな成果を生み、人の成長にも繋がると語っているのです。

もし、目標がなければ、社員は漠然と仕事をこなすことになります。自分が何のために働いていて、何に集中して活動すべきか分かりませんので、期待するような成果は生まれにくくなります。
そのため経営者は、社員に目標を与え、目標を達成したら、また次の目標をタイミングよく示し続けなければならない、と言っているのです。

目標設定の重要性

目標設定が組織になぜ重要なのかを解説します。

集団を組織に変えるのが目標

集団と組織の違い、皆さん分かりますか?

集団とは、それぞれが異なる目的を持った人たちの集まりのことを指し、組織とは、共通の目的・目標を持った人たちの集まりのことを指します。

例えば、信号待ちをしている人たち、これは集団です。
たまたまそこに居合わせるタイミングが同じだっただけで、それぞれ信号を渡る目的は異なり、また信号を渡るために助け合ったり励ましあったりすることはないので、集団と言えます。
一方で、甲子園を目指している野球部は組織です。
「甲子園に行く」という共通の目的のために、部員達がそれぞれ日々努力し、困ったときには助け合い、辛いときには励まし合ったりしながら活動をしているので組織と言えます。

このように共通の目的・目標があってこそ集団は、組織=チームへと変わります。

会社が実現したいと考える目標を作り、その目標を達成するために従業員共通の目標を与えていくことで、組織が向かうべき方向性を定めることができます。

チームマネジメントしやすくなる

目標があると、PDCAサイクルを使ったマネジメントが可能になります。
立てた目標(P)に対して、進捗(D)を確認、目指している目標と現状の間にあるギャップや課題を分析(C)し、目標に近づくための改善を行なう(A )、PDCA一連のサイクルを回せるようになり、チームや個人を効果的にマネジメント出来るようになります。

PDCAは、計画、実行、振り返りを行なうための行動サイクルであり、これを短いスパンで行っていくことで、社員一人ひとりの行動や思考を改善・向上させていくことに繋がります。

また、課題があった場合に、課題の分析から解決策の立案、立てた解決策が正しかったのかの検証までを確実に行えるようになり、課題解決力を鍛えることができます。
課題や問題を解決する能力は、目標を達成する能力とも言い換えることができるため、優秀な社員に育成する上では必須のスキルといえるでしょう。

従業員のやりがいを高められる

重要だと感じられる目標を持ったメンバーは、適切なフィードバックや、上司・同僚からのサポートを得ることができれば、チームへの帰属意識と仕事へのやりがいを感じられるようになります。

アメリカのロック氏が1968年に提唱した目標設定理論によると、PDCAの過程にある(C)や(A)のステップにおいて、上司が部下にフィードバックやサポートすることによって、部下のモチベーションを引き上げることが出来ると言われています。

(※)目標設定理論とは、目標が、人のモチベーションに及ぼす効果について研究した理論のことを言います。1968年にアメリカの心理学者ロックが提唱しました。目標設定理論では、モチベーションの違いは目標設定の違いによってもたらされると考えられています。

目標には目的が必要

社員に目標を持たせ行動してもらうためには目的が必要です。
目的は、長い時間かけて最終的に到達したいゴールで、目標はそのゴールにたどり着くための要所要所の目印のようなもので、最終的にどこに到達するためにどこの目印まで進むのか、という目的(ゴール)と目標(目印)の関係を明確にすることで、社員一人ひとりの行動の質やモチベーションを高めることに繋がります。

そのため目標を作る前に、まずこの目的を明確にすることから始めると良いでしょう。

ツールを使って組織の目標設定から進捗の管理を効率化

ペーパーレス化や労働生産性の向上が求められる昨今においても、組織の目標や進捗のデータをEXCELや紙で管理している会社がまだまだ多く、後回しにされていることが多いのが現状です。

EXCELや紙で目標を管理することで進捗の入力作業や集計作業、ファイルのバージョン管理など無駄な作業も多く発生しています。また、チームや個人が自由に編集出来てしまうため、フォーマットがバラバラで見づらいといった問題も発生します。

bantoは、そんな目標管理の面倒な作業を効率化・自動化し、会社全体の目標や進捗を見やすくします。また、日々使う従業員の方も手間暇かけることなく目標を管理できるようにチャットボットが細かくサポートいたします。

目標管理の無駄な作業をなくし、経営者が本来行なうべき仕事に集中できる。
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