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会社目標-部署KR設定【定量目標】
「数で表す目標(定量目標)」を割り当てられた場合の部署KRの設定方法をご案内します。
「部署KRの設定」モーダルのトップには、上位階層の組織からこの部署やチームに割り当てられた目標についての情報が掲載されています。
目標の内容を確認したら、❶ 「次へ」で目標達成のための行動(KR:Key Result)の設定へ進みます。
▼部署KR設定モーダル
目標達成のための行動(KR:Key Result)設定についての解説
ここで、【数で表す目標(定量目標)】を割り当てられた場合の、目標達成のための行動(KR:Key Result)の設定について解説します。
これから作成するのは、「割り当てられた部署目標を達成するための行動(KR)」 (赤く囲まれた部分)です。
「部署目標を達成するための行動(KR)」はそのまま「下位組織の目標(O)」(青く囲まれた部分)となります。
部署目標を達成するために、するべきことを各メンバーに振り分け、それがそのまま下位階層の部署Objectiveやこの組織から直接紐づく個人Objectiveとして掲げられると考えると良いでしょう。
今作成している組織より、さらに下の階層にチームなどの組織が一つでもある場合
▼OKRのツリー図(例)
今作成している組織より下の階層には、個人のみしかいない場合
▼OKRのツリー図(例)
部署目標達成のための行動(KR) は、「数で表す行動値(定量的)」もしくは「言葉で表す行動値(定性的)」の二種類の行動値のタイプを選び、設定します。
部署目標達成のための行動(KR)は、そのまま下位階層の目標(O:Objective)となるため、選ばれたタイプももちろんそのまま引き継がれます。
▼部署KRのタイプが下位階層のObjectiveへ引き継がれるイメージ図
また、【数で表す目標(定量目標)】のKRは自由に設定することができますが、下記の条件を満たしている必要があります。
(1)目標の数値・単位と合致するKRを、最低でも1つ以上設定してください。
目標の単位と合致するKRの数値の合計が、目標の数値と等しくなるように設定してください。
(2)(1)の条件が満たされていれば、2つ目以降、自由にKRを設定することができます。
(3)目標(Objective)の数値・単位と合致しないKRは、必ず目標と異なる単位を使用し設定してください。
これら三点の条件を満たした目標達成のための行動(KR)の組み合わせ例です。
※前提として、目標と合致するKRを、1つ以上設定する必要があります(=KR1)。その上で、KR2、KR3を設定します。
※目標(Objective)の数値・単位と合致しないKRを設定する場合は、必ず目標と異なる単位を選んでください。
※前提として、目標と合致するKRを、1つ以上設定する必要があります(=KR1)。その上で、KR2、KR3を設定します。
※目標(Objective)の数値・単位と合致しないKRを設定する場合は、必ず目標と異なる単位を選んでください。
KR2は500「件」という数え方もできますが、目標の単位と同じ単位を選ぶと目標に対する実績値として集計されてしまいのでご注意ください。例えば、受注が1件も取れてなくても、KR2の問い合わせを「100件」獲得すれば、目標の進捗として集計されてしまうという仕様になっています。
※目標と合致するKRを、2つ以上組み合わせて設定することも可能です(=KR1、KR2)
※目標(Objective)の数値・単位と合致しないKRを設定する場合は、必ず目標と異なる単位を選んでください。
これらを参考にして、部署目標を達成するための行動(KR) を設定しましょう。
部署目標を達成するための行動(KR) を設定
「数で表す目標」の場合、1つ目のKR は、目標の数値・単位と合致するものを設定する必要があります。
そのため、1つ目のKRは既に、数で表す目標値(定量的)にチェックがついています。
❷ KRのタイトルを入力します。
▼部署KR設定モーダル KRタイトル設定
❸ KRの達成基準となる目標値を設定します。
入力したすべてのKRの目標値の合計が割り当てられた目標の数値に達すると、モーダル内最下部のバリデーションが消え、自由にKRを作成することができるようになります。
▼部署KR設定モーダル 数値設定
※1つ目のKRは、目標の数値・単位と合致するKRを設定する必要があるので、単位は目標と同じものが固定されています。
❹ KRの担当者、担当部署を設定します。
▼部署KR設定モーダル 担当設定
「担当者」にチェックをつけ、「名前」をクリックすることで、担当者を選択することができます。
担当者を選択した場合、このKRはそのまま選択した担当者の個人Objectiveとなります。
他部署に所属せず、現在KRを設定している組織にのみ所属している方は、こちらで担当者として選択するとことで、個人OKRを部署Objectiveに直接紐づけることができます。
▼部署KR設定モーダル 担当設定
こちらのツリー図の赤く囲まれているところが、部署KRの担当者にあたります。
▼OKRのツリー図(例)
「担当部署」にチェックをつけ、「名前」をクリックすることで、担当部署を選択することができます。
「担当部署」を選択した場合、このKRはそのまま選択した下位階層の組織の部署Objectiveとなります。
表示されている名前は、下位階層の組織の「役職者」の名前です。
この役職者の方が、その組織のKRを責任者として作成する必要があります。
▼部署KR設定モーダル 担当設定
※役職者を変更したい場合は、こちらを参考にして「社員管理画面」から役職者を変更してください。
こちらのツリー図の赤く囲まれているところが、部署KRの担当部署にあたります。
▼OKRのツリー図(例)
❺ KRの開始日、終了日の期間を設定してください。
目標期間内の日付であれば、開始日、終了日とも自由に設定することができます。
日付の横の「カレンダーマーク」から選択することができます。
▼部署KR設定モーダル KR期間設定
KRを追加したい場合は、 ❻ 「KRを追加」をクリックしてください。
同様の作業を行い、新しいKRを追加作成することができます。
▼部署KR設定モーダル KR追加
※会社目標に紐づけたい下位階層のObjectiveの数だけKRを作成してください。
2つ目以降の会社目標達成のための行動(KR)を作成します。
モーダル内最下部のバリーデーションの入力合計が数値目標に達しておらず、バリーデーションが表示され続けている場合は、目標の数値・単位と合致するKRを数値目標に達するまで設定してください。
▼部署KR設定モーダル 2つ目以降のKR設定
モーダル内最下部のバリーデーションが表示されていない場合、KRを自由に作成できるようになります。
目標(Objective)の数値・単位と合致させない「数で表す目標値(定量的)」を設定する場合は、必ず目標で使用した単位と異なる単位を選んでください。
目標の単位と同じ単位を選ぶと目標の進捗率として集計されてしまいます。
▼部署KR設定モーダル 2つ目以降のKR設定 定量的
モーダル内最下部のバリーデーションが表示されていない場合は、言葉で表す目標値(定性的)のKRを作成することも可能です。
言葉で表す目標値(定性的)を選択した場合は、目標数値や単位を設定する必要はありません。
▼部署KR設定モーダル 2つ目以降のKR設定 定性的
目標達成のための行動(KR:Key Result)の設定が完了したら、❼ 「次へ」をクリックして、設定した内容の確認へ進んでください。
▼部署KR設定モーダル 入力完了
入力した部署KRを登録
入力した目標達成のための行動(KR:Key Result)の確認画面が表示されます。
スクロールして内容を確認し、問題がなければ、❽ 「申請」をクリックしてください。
▼部署KR設定モーダル 確認画面
このモーダルが現れると部署KRの設定は完了です。
❾ 「OK」をクリックしてください
▼部署KR設定モーダル 設定完了画面
設定が完了すると、この目標を割り当てた上位階層の役職者に「承認フロー」が発生し、「OKR承認依頼」が上位階層の役職者のSlack上の人事botアプリに送信されます。
上位階層の役職者は、このメッセージを受け取ると「OKRの承認・棄却へ」をクリックし、banto画面にアクセスして、設定された下位階層のKRを承認、もしくは棄却をする必要があります。
いま設定したKRが棄却されれば、棄却メッセージがあなたのSlack上の人事botアプリに通知が届きますので、修正し、再度申請してください。
▼Slack 人事botメッセージ OKR承認依頼
いま設定したKRが上位階層の役職者に承認されると、下位階層の部署KRの担当者もしくは、担当部署の役職者の方々には、Slack上の人事botアプリにこのようなメッセージが届きます。
その方々は、「KRの設定へ」からbanto画面にアクセスし、「部署KR」や「個人KR」を設定する必要があります。
▼Slack 人事botメッセージ OKR責任者
「個人KR」を設定する必要のある方は、こちらのマニュアルを参考にして設定してください。
こちらのマニュアルをメンバーの方々に共有することで、よりスムーズに各KRを設定していただけます。
※「定性的」な部署目標が割り当てられた場合の部署KR設定のマニュアルも見たい方はこちらからアクセスしてください。