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bantoで会社目標(組織全体のOKR)を設定
こちらのページでは、bantoで組織全体が紐づいた目標(OKR)を運用するための基本的な知識や実際の設定方法をご案内します。
OKRとは?
OKRは「Objective and Key Result」頭文字を取った略称のことで、
「Objective(O):目標」と「Key Result(KR):重要な指標、目標を達成するための行動」で構成されています。
OKRはintel(インテル)から生まれた管理手法で、GoogleやFacebook、メルカリなどが導入をしたこともあり、ここ最近注目されている目標管理手法です。
OKRの構造は非常にシンプルで一つの「O:Objectives(目標)」に対して数個の「KR:Key Results(重要な達成指標、目標を達成するための行動)」から成ります。
OKRについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
[OKRとは]
bantoで組織全体のOKRを設定するために知っておくこと
このようなOKRのツリー図を使用して説明します。
▼OKRのツリー図(例)
OKRでは、上位組織のKRがそのまま下位に紐づく組織のObjectiveとなります。
そのため下位に紐づくObjectiveの数と同じだけ、上位組織のKRを作成する必要があります。
この図の場合、会社OKRに紐づく下位のObjectiveは4つあるため、4つ会社KRを作成しなければなりません。
▼OKRのツリー図(例)
そのため、bantoでは上位の階層から順番にOKRを設定しなければなりません。
「上位のKR」が作成されると、「下位のObjective」が設定された状態になるため、「下位のKR」を作成できるようになる、といった風に組織のOKRを設定していきます。
▼OKRのツリー図(例)
bantoでは、組織全体のOKRの中でも、階層に分けて、「会社OKR」、「部署OKR」、「個人OKR」と呼んでいます。
会社OKR:最上位の会社目標と会社KR
部署OKR:部署や課、チームといった会社以外の組織すべてのOKR
個人OKR:それぞれの組織から、個人に紐づけられたOKR
▼OKRのツリー図(例)
「会社OKR」や「部署KR」を作成するのは、その組織の役職者に任命されている方です。
▼OKRのツリー図(例)
組織全体でOKRが設定されれば、それぞれがOKRの進捗をSlack上で報告することによって、banto上でOKRの進捗率がデータ化されていきます。
Slack上で進捗を報告するのは、個人KRに対してのみです。
それぞれが個人KRに対して日々の進捗を報告することで、数字が積み上げられ、組織全体の進捗率としてbanto上に反映されます。
▼OKRのツリー図(例)
bantoで組織全体のOKRを設定する前に
bantoで組織全体のOKRを設定する前に、二点行うべきことがあります。
➀ 部署管理画面から、部署を作成。
➁ 社員管理画面から、社員を部署に配属し、部署の役職者を任命。
それぞれ、こちらを参考に、設定してください。
bantoで組織全体のOKRを設定する流れ
この組織図を例に、設定する流れをご説明します。
➊ まず会社組織の役職者が会社Objectiveと会社KRを作成してください。
▼OKRのツリー図(例)
➋ 会社KRが直接Objectiveとなる組織の役職者がその組織のKRを作成してください。
会社KRが直接個人のObjectiveとなる場合もあるかと思います。
その場合は、このタイミングで個人のKRを作成することができます。
▼OKRのツリー図(例)
❸ 三階層目以降に課やチームなどの組織がある場合は❷と同じようにKRを作成していってください。
▼OKRのツリー図(例)
❹ 個人KRの設定依頼が届いたら、個人Objectiveを参考に個人KRを作成してください。
▼OKRのツリー図(例)
❺ KRが設定されていないままのObjectiveが無く、すべて組織のKRや個人KRが設定されれば、組織全体が紐づいたOKRの設定は完了です。
実際に組織全体のOKRを設定
それでは、実際に組織全体のOKRを設定しましょう。
会社OKR、部署OKR、個人OKRのそれぞれの階層別に設定手順を説明します。
ご自身が設定する階層に応じて、マニュアルを参考に設定を行ってください。
・会社OKR [会社OKR設定方法(契約後)]
・部署OKR [会社目標-部署KR設定]
・個人OKR [会社目標-個人KR設定]